明日2月より、いよいよ「キャンプ&出張撮影」が始まります!
…と言ってもキャンプが初めての方ばかりで暖かくなってからのご予定ばかりですが^^;
ちょっと今話題のテントを仕入れる事が出来ましたのでレビューさせて下さい(笑)
昨日、発売したばかりのテント、その名もエアートンネルROOMY。
ハイランダーというデザイン良しコスパ良しの私も色々なキャンプギアで愛用しているメーカーさんなのですが
トンネル型テントでフレームがエアーで膨らんで立ち上がる素晴らしい幕を制作してくれました。
通常のテントならポールを何本も連結させて数回往復してスリーブに通して、最後に力を入れて立ち上げて完成のところ
このテントはポールではなく空気入れのポンプで膨らませるだけで立ち上がるので基本力は入りませんし一人で設営も簡単です。
発売翌日の今日夕方に届いたばかりで早速キャンプ場へ…は暗くて流石にレビューも出来ませんので家の目の前の公園の駐車場(平日は車は入れない)で娘同伴で設営。
販売開始後一番最初に設営出来たかも知れませんね(^O^)
ロゴスでトンネルではありませんが同じ様なサイズのツールームテントと
ヘイムプラネット(ドイツ)のエアフレームテントを所有しているのでそちらと比較しながら見ていきたいと思います。
まず気になっていたのが収納サイズ。
エアチューブがあるのである程度かさばるのは覚悟していました。
ところがテント本体サイズ、640×310×205cm、とかなりの大型に対して
収納時サイズは、58×38×38cm。
エアチューブがシンプルな4本だけという構造が収納サイズにも役立っている様です。
我が家のアシスタント兼モデルの末っ子ちゃんです♪
幼稚園年長さんの娘と一緒でこのサイズです(^^)
ディズニーのピカピカ光るステッキでペシンペシンと叩いております(笑)
そしてバッグの形状が流石ハイランダーといった感じ!
袋状ではなくボストンバッグタイプ。
ロゴスのはプレミアムでもあるのかバッグは防水になっていて、その為ファスナーの無い袋状なのですがこれがとても厄介なんです。
しっかりと畳まないと、いや、しっかりと畳んでも収納に一苦労。
防水…テント濡れたら水を含んで余計に入らないし、雨撤収は二重にしたゴミ袋に限ります。
ヘイムプラネットも防水では無いですが袋状兼リュックタイプで多少苦労します。
キャンプの撤収で一番最後の方でヘトヘトになって来た時に幕がバックになかなか入らないと退場時刻が近付いて急いでいる時など「も〜!なんでボストンバッグにしないのぉ〜??」と叫んだ事何度もありますから(笑)
ボストンバッグ型は上から被せてひっくり返してファスナーで閉めたらもう、お・わ・り♪
しかもかなりの余裕が設けてあり、多少エアーが入っていても簡単に収納出来ました。
更にバッグに仕舞う前に幕自体にコンプレッションで締め付ける事が出来ます。
よくある一本や二本のロープではなく、H型の一体型で二箇所締める事が出来ますしとてもやり易かったです。
更に更に、バッグ自体にもコンプレッションが出来るので更に小さくする事が出来ます。
余裕があるバッグだとブカブカになりやすいですが、このバッグはキュッと無駄なく収納出来るので車の積載などにも一役立ちますね。
そして最初、あれ?空気入れのポンプが何処にも無いぞ!?入れ忘れ??と思ったら幕の中心に巻かれていました。
ヘイムプラネットはポンプとホースは外に剥き出しですがハイランダーは幕と一緒にポンプとホースがバッグに仕舞えるんです!
これなら肝心のポンプを忘れたー!なんて大惨事も防げますね(^o^)
ポンプはブラックでエアチューブと同じ色の雰囲気。
ヘイムプラネットより背が小さく、これは空気入れるのが大変なのでは??とかなり不安に…。
しかもヘイムプラネットにはあったホースのロック機構が無く、ただただポンプとテントの注入口に差し込むだけ…。
これ、ホースが意外と柔らかくいつか亀裂が入りそう…。
だ、大丈夫なんじゃろか…(・・;)
この辺りは明らかにヘイムプラネットが上をいってます。
ちなみにヘイムプラネットのポンプはこちら。
ペグは24本。
ヘッドに輪っかがあるのは引っこ抜く時に便利ですね。
でも先端は尖ってませんしヘッドに幅がなくハンマー打ち損ねそうです。
という事でベグはいつもの鋳造ペグに限ります。
ハンマーは付属していませんでした。
設営の手順などもっと色々撮影したかったのですが5時前とどんどん薄暗くなって来たのと雨が今にも降りそうだったのでいきなり完成で申し訳有りません。
そして周りは住宅街なのでガンガン打ち込めずペグが曖昧なので入口が若干浮き気味です。
この時もそうですが、夜間の打ち直しなどなるべく音を立てずにペグを打ち込むにはゴムハンマー…では無く(ゴムハンは全然力伝わりません)ペグにボロボロになっても良いタオルを被せてから叩きます。
これ、この間の強風の夜中のキャンプで思い付いたのですが、皆さんにオススメしたいです(^^)
最初に寝室となるインナー付属側のフライを4箇所ペグダウン、その後は入り口を引っ張って広げます。
その後は4箇所の注入口の逆止弁付きのキャップを閉めてそれぞれインナー側から順に空気を入れていきます。
最初、ちゃんとホースを差し込まなかったからか、抜けてしまいました。
ここはヘイムプラネットを見習って頂きたいです。
ポンプに圧力計が無いので何処まで空気を入れたら良いのか??まあこれはヘイムプラネットも一緒です。
圧力計があってコスパがとても良いのがケシュア(フランス)で販売しています。
ジョイントの径が合えば圧力計があるので目安を作れて安心ですね。
いつかホースが破れたら考えます(笑)
ちなみにいつタープやテントが破れても対処出来る様に防水テープはいつも車に積んであります。
百均でも売っていますのでキャンプをやられる方は常用をお勧めします。
さて、小さめなポンプで空気入れの作業が大変なのではと予想していましたが
ヘイムプラネットと一緒で押しても引いても空気を送り込んでくれます。
そして嬉しかったのがヘイムプラネットよりも上下の抵抗が少なく自転車の空気入れよりも軽く感じるほど腰にも負担が掛からず
25〜30回で「ヒョコン!」とアーチ型に立ち上がりました。
とても楽チンだったので娘にもやらせたかったのですが枝探しに夢中で戻って来ません(笑)
これを4箇所全部行って入口側を引っ張って4箇所ペグダウンしたらなんとも簡単に設営完了です。
この後は本来なら周辺のペグダウンとガイロープのペグダウンで全部で24箇所のペグダウンになりますが
予想通り雨がポツポツ降って来て無風だったので今回はここまでで内装チェック!
ここまでの設営時間は18分。
初設営で悩んだ箇所があり、説明書置いて来た(おい!)、にしては良いタイムが出ました。
ペグダウンを含めたら25分といったところでしょうか。
次回からは全部を20分以内で余裕で出来ると思います。
ガイロープやインナーが最初から付いているのもとても関心でした。
一手間掛けてもちゃんと装着してから送り出す姿勢は他のメーカーさんも見習って欲しいくらいです。
テント出来たよー!に、枝をほん投げた娘が喜んで入って来ました(^_^)
「大きいねー♪広いねー♪」と喜んでいましたよ!
奥に別の部屋があるんだよ!とインナーのファスナーを開けたら「おおーっ!」と更に感動していました(笑)
このファスナーが全部とてもスムーズなのも嬉しいです。YKKでは無かったですが…。
広さや有効スペースは明らかに私所有のロゴスより上です。
明るい色なのもとても広さを感じさせます。
引きでの画像が無くて申し訳ありません、手前にもう一つスペースがあって斜めのスペースが更にあります。
細かいベンチレーションなど作りはそこはロゴスが圧倒的に上。
ポケットなどの収納はハイランダーが上、ヘイムプラネットはあちこちポケットあるのでもっと上(笑)
インナーは取外しも可能で我が家5人でギリギリ寝れるスペース。
下に敷いてある黒いグランドシートは自前のですのでご注意ください。
このROOMYにそっくりなDODのカマボコテント(というかハイランダーが似せたとしか思えないw)のインナーは入口一つですがROOMYは反対側もオープンに出来るので夏の蒸し暑さや寝室の荷物を運ぶのに有利です。
カマボコテントはこちら。
正確にはカマボコテント2。
色といい形状といい、ROOMY、相当似せて来ています。
でもエアフレームというところが本当に素晴らしい!!
長さは640cmと全く一緒ですが幅と高さがそれぞれ10cm,ROOMYの方が広くなります。
テントで10cmの差は実は結構大きいんですよね。
あと何気にランタンなどをぶら下げるリングが沢山あるので、飾り付けやハンギングチェーンなども自由に取り付け出来ますね。
よく見たらインナーとの装着リングが全部のエアフレームにある感じ?でしょうか。
だとしたらインナーの追加や、意味ないですがインナーの位置変えも可能?
全部同じにする事でコスト削減にもなりリングだらけで良いんでない?といった考え?でも私はこういうのあればあっただけ工夫出来るのでありがたいです(^^)
肝心のエアフレームもとても丈夫な様で交換も可能とか。
この辺りはヘイムプラネットで丈夫さは知っていたので何ら不安はありませんでした。
ちなみにヘイムプラネットやロゴスはどこでも1箇所から空気を入れるだけで全部膨らみます。
そして万が一パンクした時はパンクした箇所だけロックして形状維持する事が出来る様になっています。
本当はロゴスのグランベーシック エアマジック リビングハウス WXL-AIが欲しかったのですが…
物も良いですがお値段がもっと良くって(汗)
ポンプもちょうど良い圧になれば自動で止まるなど最先端いってます。
バックもボストンバッグになってました(^^)
そしてポツポツ雨が降って来たので新幕試し張りから濡らしたくありません。
さっさと撤収にかかります。
ここからが更にエアフレームの真骨頂☆いきなり良いテスト環境となりましたね(笑)
4箇所のバルブを回せば勢いよく「バシュン!」と空気が抜けます。
これはヘイムプラネットと同じです。
そしてポールが無いのでポールを抜く事や畳む事も、周辺をポールが飛び出る余計な気掛かりも無くペグを抜いたらそのまま畳むだけ!
これがとても気持ち良いんです♪
散歩していた近所のおじいさんも一連の動作に毎回「おおー!おおおー!」と感動していました(笑)
大きなテント、ツールーム(寝室とリビング付き)、実は我が家は全員揃ってのキャンプは年間10回位しか無く、他に大きなテントもありますしソロやデュオや子守キャンプと他の小さなテントばかり使っているんです。
こちらは弊社アウトドアスタジオの新メニューの「キャンプ&出張撮影」でお客様に主に使用して頂く事になるかと思います。
テントだけでなく是非、進化した現代キャンプを色々と体感して頂けたらと思います。
最後までお読み頂きありがとうございました。
アウトドアスタジオ 宮本